切手買取が高価であるかどうかは昭和30年代を目安に決まります。このころの日本は切手収集ブームで、コレクターの数が非常に多く、切手の発行数もうなぎのぼりでした。そのため、市場に出回っている数も多く、価値もそれほどでないのが現状です。恐らく額面以下での買取になると考えられます。外国の切手は少し事情が異なります。例えば中国の切手などは高値で取引されている事例も多く、それらは切手商やヤフオクなどに出してみる価値もあります。さて、額面以下の買取といわれた切手にも使い道はあります。例えば、「ゆうパック」の料金の支払いには切手が使えますから、ヤフオクなどで売れた品物をゆうパックで送る際にも使えます。1枚5円の手数料で、「レターパック」にも交換することができます。使用済みとなった切手でも、消印の種類(取り扱い郵便局が変更になった、なくなってしまった、今とは消印の種類が違う、風景印である)によっては高価な買取金額になる可能性もありますので、観察眼を普段から磨いておくのが得策です。